タイ2021年10~2022年1月の外国人観光客受け入れ計画を解説

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バンコク・チャイナタウン

2021年9月27日の会議で、タイ王国 COVID-19状況管理センター (CCSA) が2021年10月から2022年1月にかけて段階的に外国人観光客を受け入れていく計画を承認しました。

なかなか海外(特にアジア)へは行きづらい昨今ですが、外国人観光客を隔離なしで受け入れる動きも出てきます。

この記事でタイの状況について軽くまとめますね。

この記事の内容

タイのどこの地域がいつ外国人観光客受け入れを始めるかが分かります。

目次

タイの外国人観光客受け入れの状況

タイのビーチ

4段階に分けた外国人観光客受け入れの再開計画

タイの観光庁が発表した内容では

外国人観光客受け入れ再開の4つの段階
  • パイロットフェーズ – 2021年10月1日~31日
  • 第1フェーズ – 2021年11月1日~30日
  • 第2フェーズ – 2021年12月1日~31日
  • 第3フェーズ – 2022年1月1日以降

の4期に分けて、外国人観光客を受け入れていくエリアを拡大する計画が会議で承認されました。

フェーズの開始時期は期間内の範囲内で正確な日程は未定です。

内容としては、すでにタイで始まっているプログラムである『プーケット・サンドボックス 7+ 7エクステンション』や『サムイ・プラス』のように、新型コロナワクチンを完全に接種している外国人観光客を隔離なしで受け入れるものです。

参考リンク

タイ王国観光庁 (TAT) – Thailand’s CCSA approves 4-phase reopening plan from October until January

現在 (2021年10月01日)

タイでは2021年7月からプーケット島にて、プーケット・サンドボックスというプログラムでワクチン接種済みの外国人観光客を隔離無しで受け入れています

また2021年7月15日からはサムイ島・パンガン島・タオ島にて、サムイプラスというプログラムで、 ワクチン接種済みの外国人観光客を隔離無しで受け入れが始まりました。

2021年8月16日からはプーケット・サンドボックスは拡張され、『プーケット・サンドボックス 7+7 エクステンション 』というプログラムに名称も変更されました。

この 『プーケット・サンドボックス 7+7 エクステンション 』 ではプーケットで7日間滞在すれば、その後にクラビ県 (ピピ島、ンガイ島、ライレイ・ビーチ)、スラーターニー県 (サムイ島、パンガン島、タオ島)、パンガー県 (カオラック、ヤオヤイ島、ヤオノイ島)に移動して更に7泊することが可能で、計14泊の後、PCR検査が陰性であればタイ国内の他の地域への移動も可能になります。

タイ 4段階の外国人観光客受け入れの計画

パイロットフェーズ – 2021年10月1日~31日

タイのビーチ

2021年10月のパイロットフェーズでは、すでに始まっている『プーケット・サンドボックス 7+7 エクステンション』で訪れられる場所がさらに増えます。

追加される場所は

2021年10月 プーケット・サンドボックスに新たに追加される場所
  • クラビのクロンムアン
  • クラビのタブケーク

これにより、 『プーケット・サンドボックス 7+7 エクステンション』 と『サムイ・プラス』の両プログラムで訪れることのできるエリアは下の表のとおりとなります。

スクロールできます
フェーズ対象地域
パイロットフェーズ
2021年10月1日~31日
対象 : 4県
プーケット
クラビ ( ピピ島、ンガイ島、ライレイ・ビーチ 、クロンムアン、タブケーク)
スラーターニー (サムイ島、パンガン島、タオ島)
パンガー (カオラック、ヤオヤイ島、ヤオノイ島)
パイロットフェーズで解放される地域

第1フェーズ – 2021年11月1日~30日

バンコクチャイナタウン

11月に始動する第1フェーズでは10の県で外国人観光客受け入れが再開します。

クラビ、パンガーエリアでは一部の指定エリアは解放済みでしたが、第1フェーズにより全域が解放されます。

バンコク、パタヤなども最初は10月1日より解放される予定でしたが11月に伸びましたね。

第1フェーズが始まることにより解放される地域は下の表のとおりです。

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フェーズ 新たに解放される地域
第1フェーズ
2021年11月1日~30日
対象 : 10県
バンコク(全域)
クラビ(全域)
パンガー(全域)
チェンマイ(ムアン、メーリム、メーテン、ドイタオ)
ブリーラム(ムアン)
チョンブリ(パタヤ、バンラムン、ナ・ジョムティエン、サッタヒープ)
ルーイ(チェンカーン)
ペッチャブリー(チャアム)
プラチュアップ・キリ・カーン(ホアヒン)
ラノーン(パヤム島)

第2フェーズ – 2021年12月1日~31日

アユタヤ遺跡

2021年12月から始まる第2フェースではアユタヤを含む20の県が解放されます。

解放される地域は下の表のとおりです。

スクロールできます
フェーズ新たに解放される地域
第2フェーズ
2021年12月1日~31
対象 : 20県
アユタヤ
チェンライ
コンケン
ランプーン
メーホンソン
ナコンラチャシマ
ナコンシータマラート
ナラティワート
ノンカイ
パトムタニ
パタールン
ペッチャブン
プレー
ラヨーン
サムットプラカーン
ソンクラー
スコータイ
トラン
トラート
ヤーラ

第3フェーズ – 2022年1月1日以降

ダムヌン・サドゥアック水上マーケット

2022年1月1日以降に予定されている第3フェーズでは13県が解放されます。

解放される地域は下の表のとおりです。

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フェーズ新たに解放される地域
第3フェーズ
2022年1月1日以降
対象 : 13県
ブエンカン
チャンタブリー
カンチャナブリー
ムクダハン
ナコーンパノム
ナン
ラーチャブリー
サケーオ
サトゥーン
スリン
タック
ウボンラーチャターニー
ウドンターニー

4段階の外国人観光客受け入れ計画 まとめ

タイの寺院

各フェーズでの対象地域の表

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フェーズ対象地域
パイロットフェーズ
2021年10月1日~31日
対象 : 4県
プーケット
クラビ ( ピピ島、ンガイ島、ライレイ・ビーチ 、クロンムアン、タブケーク)
スラーターニー (サムイ島、パンガン島、タオ島)
パンガー (カオラック、ヤオヤイ島、ヤオノイ島)
第1フェーズ
2021年11月1日~30日
対象 : 10県
バンコク(全域)
クラビ(全域)
パンガー(全域)
チェンマイ(ムアン、メーリム、メーテン、ドイタオ)
ブリーラム(ムアン)
チョンブリ(パタヤ、バンラムン、ナ・ジョムティエン、サッタヒープ)
ルーイ(チェンカーン)
ペッチャブリー(チャアム)
プラチュアップ・キリ・カーン(ホアヒン)
ラノーン(パヤム島)
第2フェーズ
2021年12月1日~31
対象 : 20県
アユタヤ
チェンライ
コンケン
ランプーン
メーホンソン
ナコンラチャシマ
ナコンシータマラート
ナラティワート
ノンカイ
パトムタニ
パタールン
ペッチャブン
プレー
ラヨーン
サムットプラカーン
ソンクラー
スコータイ
トラン
トラート
ヤーラ
第3フェーズ
2022年1月1日以降
対象 : 13県
ブエンカン
チャンタブリー
カンチャナブリー
ムクダハン
ナコーンパノム
ナン
ラーチャブリー
サケーオ
サトゥーン
スリン
タック
ウボンラーチャターニー
ウドンターニー

さいごに

タイでの外国人観光客受け入れ計画は以上のとおりで、タイへの旅はこれまでより楽になりそうですね。

また、東南アジアの各国ではタイの『プーケット・サンドボックス』を参考に外国人観光客受け入れ再開の計画を立てていると言うニュースもよく見かけるようになりました。

こちらも今後の展開が楽しみですね。

ただ、まだまだ海外旅行には問題があります。

それは帰国後に日本での検疫(2週間の自主隔離など)があるということです。

参考リンク – 厚生労働省 水際対策に係る新たな措置について

この日本での水際対策がある限りは気楽には行きにくいですね。

それと海外滞在中に新型コロナが発症した場合の各方面の対応も問題ですね。

当ブログではタイが行っている外国人観光客受け入れプログラムの『プーケット・サンドボックス』と『サムイ・プラス』の解説もしています。

よかったらご覧ください。

バンコク・チャイナタウン

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