天満エリアを楽しくするお店がまた1つ。
楽しみたい人が集まるワンダーランドがその1つ。
呑みに来る人、食べる人。前向きになるならこのお店。
シェフは香港から来たイタリアン出身のピーターさん。
料理は多国籍アジア料理。
ピーターさんからのメッセージが込められている『前向きチキン』
意外性の『トムヤムクンクリチ』で会話がはずむ。
自然と笑顔になれる店。
それが高架下のワンダーランド。
ワンダーランド(Wonderland)は笑顔になれる店
![天満ワンダーランド外観](https://yandanon.com/wp-content/uploads/2022/02/tenma-wonderland-014.webp)
JR環状線天満駅から高架沿いに西へ歩いて4分。
白地に赤くアクセントが効いた壁が見えたら、そこがワンダーランド(Wonderland)。
2021年12月20日にオープンした、まだ新しいお店。
本場の雰囲気が漂う小洒落た外観に胃袋からの期待が膨らみます。
![天満ワンダーランドの店内カウンター](https://yandanon.com/wp-content/uploads/2022/02/tenma-wonderland-005.webp)
時間は16時。まだ明るいうちに店の中へ。
火にかけられた鍋たちが僕たちを待っていました。
営業時間が16時からなので昼呑み後の2軒目にも使えますね。
店内は厨房の周りにカウンターがあるだけの立ち飲みスタイルです。
シェフは香港出身のイタリア料理人
![ハーブティーたち](https://yandanon.com/wp-content/uploads/2022/02/tenma-wonderland-009.webp)
もともとは香港でイタリアンのオーナーシェフをしていたと話すのは厨房を切り盛りするピーターさん。
店は尖沙咀(チムサーチョイ)に2店舗、中環(セントラル)に1店舗あるそうです。
尖沙咀、中環と言えば観光では必ず立ち寄るエリア。
もしかしたら香港でピーターさんの料理を食べたことのある人もいるかも知れませんね。
そんなピーターさん、注文が入った時には変声で注文を受けることも。
自然と顔が笑みに変わっていくお店です。
香港料理を始め、アジア・エスニック料理が楽しめるお店
ワンダーランドのフードメニュー
![天満ワンダーランドのフードメニュー](https://yandanon.com/wp-content/uploads/2022/02/tenma-wonderland-menu.webp)
そんなワンダーランドで楽しめる料理はアジア系料理がメイン。
メニューを見ていると前向きチキンという謎の料理と目があいます。
そのままメニューを読みすすめると、タイ屋台風WONDER唐揚げや、ベトナムレモングラスつくね、UK Fish & Chips 、トムヤムクリチ、シンガポール式バクテースープなど多国籍な展開。
この中で特に気になるのはエビ雲吞麺。
なんといってもシェフはエビ雲吞麺の本場香港出身。
これは〆に食べないと。
でも今回はこのあとにも店が控えてたので見送りました。
それにしてもお手頃価格ですね。
フードメニューは280円から楽しめます。
一番高くても880円と財布も安心。
ついついハシゴしてしまう天満エリアにはありがたいお店です。
- 名物
- 雲吞LAND 450円
- 炒
- トマトと玉子の炒め 380円
- 前向きチキン 480円
- 沙爹青椒肉絲 580円
- 烏賊と小松菜の豆鼓炒め 480円
- 豆腐の沙茶炒め 580円
- 五目野菜炒め 480円
- 揚
- タイ屋台風WONDER唐揚げ 480円
- ベトナムレモングラスつくね 440円
- UK Fish & Chips 780円
- 蝦醤豚スペアリブ 580円
- 前
- 豚ロース・ザーサイ・セロリの炒め 380円
- 茄子と春雨の魚香炒め 380円
- 甘辛きゅうり 280円
- トムヤムクリチ 380円
- エスニックなタコの和え物 480円
- 一品
- 豚スペアリブ豆鼓蒸し 580円
- 牛バラ大根煮込み 380円
- シンガポール式バクテースープ 580円
- 蒸し豆腐 280円
- あさりのレモングラス蒸し 480円
- 〆
- WONDER炒飯 740円
- エビ雲吞麺 880円
おすすめメニューは天井に
![天満ワンダーランドの本日のおすすめメニュー](https://yandanon.com/wp-content/uploads/2022/02/tenma-wonderland-006.webp)
天井にはおすすめメニューが貼られていました。
フード、ドリンク共に書かれています。
この日はこのオススメメニューからは『SUUNY氏直伝自家製醤油に漬けたカキ』をいただきました。
ワンダーランドのドリンクメニュー
![天満ワンダーランドのドリンクメニューその1](https://yandanon.com/wp-content/uploads/2022/02/tenma-wonderland-drinkmenu-01.webp)
ビールは生以外にも青島ビールを扱っています。
さっぱりとした青島ビールは飲みやすく好きなので嬉しいところ。
![ワンダーランドのドリンクメニューその2](https://yandanon.com/wp-content/uploads/2022/02/tenma-wonderland-drinkmenu-02.webp)
ワンダーランドではお茶も豊富に取り揃えています。
お茶はお酒を割るのにも、またソフトドリンクとしても注文することができます。
- ビール
- 生ビール (黒ラベル) 450円
- 大瓶 (赤星) 650円
- 青島ビール 550円
- ウイスキー
- デュワーズ 450円
- 角 500円
- ジェムソン 600円
- タリスカー 10年 800円
- 焼酎
- 麦 二階堂 450円
- 芋 三岳 500円
- 栗 ダバダ火振 550円
- その他おすすめは天井にあり
- チューハイ
- プレミアムリンゴ 600円
- レモン・ライム・プレーン 390円
- ジン
- ヘンドリックス 44° 800円
- ホロン オリジナル 35° 1000円
- ワイン
- 赤・白・オレンジ (ボトル) ASK
- お茶 (お茶割・ソフトドリンク)
- 茉莉花 (ジャスミンティー)
- 玉蜀黍
- 紅
- 緑
- 黒烏龍
- 枸杞菊花
- 蝶豆花
- お茶割用アルコール類
- 甲類 500円
- 麦 550円
- 芋 600円
- JAMESON 600円
- HOLON 1100円
- ノンアルコール
- ジンジャーエール 250円
- トニックウォーター 250円
- プレミアムリンゴ 600円
- お茶各種 250円
- その他おすすめは天井にメニューあり
天井にはシェフのメッセージが
![](https://yandanon.com/wp-content/uploads/2022/02/tenma-wonderland-007.webp)
食事には休むことやコミュニケーションや楽しみも含める。食べ物とか環境とかリラックスの雰囲気とか誰と食べるとかどちらが重要でしょうか?俺たちには何の要素でも、今の食事を邪魔されないと思う。
2015.9.15 ナオキ・ピーター
天井にはピーターさんの「食」に込める思いが。
「食事には色んな意味や理由、楽しみ方があるけど、どれも重要で、食事には大切な要素だ。」ということでしょうか?
食に対する真剣さがうかがえます。
この日ワンダーランドさんで食べたもの食レポ
この日僕は香港好きの友達と2人でワンダーランドさんを訪れました。
そして2人で食べたのは7品。
注文した料理は
- 雲吞LAND 450円
- トマトと玉子の炒め 380円
- SUNNY氏直伝自家製醤油に漬けたカキ 500円
- ベトナムレモングラスつくね 440円
- トムヤムクリチ 380円
- 茄子と春雨の魚香炒め 380円
- 前向きチキン 480円
この日食べた中でのおすすめは、前向きチキンとトムヤムクリチ。
前向きチキンは頼んだ時に『確かに!』と分かります。
トムヤムクリチは衝撃の味に思わず笑い声がこぼれます。
中国や台湾、香港など中華文化圏へ行ったことがまだない人にはトマトと玉子の炒めも食べてみて欲しい一品です。
それにしても安いですね。
2人で7品お腹いっぱい食べてフードの合計が3,010円。
1人あたり約1500円。
お店のほうはほんとに大丈夫なんでしょうか?
少し気になります。
雲吞LAND 450円
![天満ワンダーランドの雲吞LAND](https://yandanon.com/wp-content/uploads/2022/02/tenma-wonderland-008.webp)
ワンダーランドの雲吞LAND。
お店の冠つきの料理なので気になった、こちらを1品目にチョイス。
雲吞LANDは『茹で』と『揚げ』が選べるのですか、僕たちは『茹で』を選びました。
香港っぽい器に入っての登場です。
![天満ワンダーランドの雲吞LANDその2](https://yandanon.com/wp-content/uploads/2022/02/tenma-wonderland-010.webp)
さっそく食べてみました。
口に入れた瞬間
「あ、香港。」
香港で食べるあっさり薄めな味付けです。
皮がツルツルで中の餡が肉々しくていい感じ。
なんですが、僕はいま一つ味付けが物足りなかったです。
香港好きの友達は気に入ったようで、美味しいと食べていました。
後日、再びワンダーランドさんを訪れて、この雲吞LANDを再び注文しました。
これ、混ぜて食べると美味しいですね。
底の方にタレが溜まってるんですね。
気付いていませんでした。すいません。
味は醤油系でラー油が少し効いてて文句なし。
この雲吞LAND、この店での僕の鉄板料理になりそうです。
トマトと玉子の炒め 380円
![天満ワンダーランドのトマトと玉子の炒め](https://yandanon.com/wp-content/uploads/2022/02/tenma-wonderland-011.webp)
シェフが香港出身と聞けば気になるのはそっち系の料理ですよね。
トマトと玉子の炒めもの。中華文化圏ではどこの店に入っても必ずある料理。
ということで、次に僕たちはトマトと玉子炒めを注文しました。
今度は金属のお皿に入っての登場です。赤いレンゲが映えます。
食べてみると玉子の半熟具合がちょうどいい。味はクリーミーでバターがいい感じに仕事してて美味しい。
ウェイパーっぽい味の店もありますが、ワンダーランドさんは醤油系の味でした。
SUNNY氏直伝自家製醤油に漬けたカキ 500円
![天満ワンダーランドのSUNNY氏直伝自家製醤油に漬けたカキ](https://yandanon.com/wp-content/uploads/2022/02/tenma-wonderland-012.webp)
次に頼んだのはこちら。
おすすめ料理の『SUNNY氏直伝自家製醤油に漬けたカキ 500円』。
さっそく食べてみることに。
お、ピリ辛でわずかに酸っぱく牡蠣がクリーミー。
ベトナムレモングラスつくね 440円
![天満ワンダーランドのベトナムレモングラスつくね](https://yandanon.com/wp-content/uploads/2022/02/tenma-wonderland-015.webp)
次に頼んだのはベトナムという文字に魅かれた『ベトナムレモングラスつくね 440円』です。
目の前に現れてまず気付くのは日本のつくねとは違い、揚げられているということ。
けれども卵黄が付いてくるところは同じようです。しかし奇麗に卵白が取り除かれていますね。
食べてみると、なんだろう?アジア系のスパイスが効いてて美味しい。
揚げてるのもアリですね。
トムヤムクリチ 380円
メニューを眺めていたら気になる文字を発見しました。
『トムヤムクリチ』
トムヤムクン + クリームチーズ …?
どんな料理でどんな味なんだろう?
うーん、気になる。
頼んでみました。
![天満ワンダーランドのトムヤムクリチ](https://yandanon.com/wp-content/uploads/2022/02/tenma-wonderland-017.webp)
現れたのは予想とは全然違う一品でした。
トムヤムスープの中にクリームチーズが入っているんだと思ったら、クリームチーズとトムヤムペーストを混ぜてあるんですね。
見た目の意外性にまず驚きました。
さっそく食べてみます。
![天満ワンダーランドのトムヤムクリチその2](https://yandanon.com/wp-content/uploads/2022/02/tenma-wonderland-019.webp)
ひと口食べると
「おー!なにこれ?」
口の中で見事なまでにトムヤムとクリームチーズの味が溶け合います。
意外性のある二つの組み合わせ。
なのに、すごい融合感に思わず声を出して笑います。
鼻から抜ける空気がめっちゃトムヤムクンです。
あ、どんな味か書くのを忘れてました。
味は見事なまでに『トムヤンクン+クリームチーズ』です。これ以外の何者でもなく、これ以外に言いようがない味。
表現はともかくとして、美味しいんですよね。
「皿まで食べられたらいいのに。」
とまで思いました。
一押しです。
茄子と春雨の魚香炒め 380円
![天満ワンダーランドの茄子と春雨の魚香炒め](https://yandanon.com/wp-content/uploads/2022/02/tenma-wonderland-018.jpg)
宴はすすみます。
次に頼んだのは『茄子と春雨の魚香炒め 380円』
茄子と春雨とミンチの炒めものです。
これもピリ辛。
XO醤かな?が使われていて、そして香港っぽい味です。
こちらは味付けもしっかりしてて僕も好きな味。
細めの春雨に味がよくしみ込んでいて美味しかった。
前向きチキン 480円
![天満ワンダーランドの前向きチキン](https://yandanon.com/wp-content/uploads/2022/02/tenma-wonderland-022.jpg)
さいごの一品となりました。
〆に頼んだのは『前向きチキン 480円』
前向き?なにが前向きなんだろう?とずっと気になってたメニューです。
その謎は注文した時に分かりました。
シェフがオーダーを受けるときに変声で
「前向きよ!」
という返事が。
思わず笑いがこぼれます。
笑顔、たしかに前向きになれますね。
聞いたところ、シェフのモットーが『前向き』なのだそうです。
さっそく食べてみました。
味は五香粉でしょうか?中華系のスパイスが効いてて美味しい。
でも八角ぽさは無いので、また別のスパイスでしょうか。
これもおすすめのメニューです。
シェフの人柄が見えるワンダーランドのトイレ
![](https://yandanon.com/wp-content/uploads/2022/02/tenma-wonderland-020.jpg)
![](https://yandanon.com/wp-content/uploads/2022/02/tenma-wonderland-021.jpg)
トイレに入ると、壁一面に無数の付箋が貼られていました。
何が書かれているのか見てみると日本語の単語が。
尋ねてみると、勉強した日本語メモをトイレに貼り付けているのだそう。
熱心ですね。
天井の食へのメッセージ。
モットーは前向き。
勉強熱心。
いい!。アツイですね。
ちなみにシェフは日本語ペラペラですよ。
天満 ワンダーランド (Wonderland) 店舗情報
ワンダーランドの営業時間や電話番号など
店名 | ワンダーランド (Wonderland) |
ジャンル | 立ち飲み、香港料理、アジア・エスニック料理 |
住所 | 大阪府大阪市北区山崎町1-16 |
営業時間 | 16:00~24:00 日曜営業 |
最寄り駅 | JR環状線天満駅 徒歩4分 大阪メトロ地下鉄谷町線・堺筋線 天神橋筋六丁目駅 13番出口 徒歩8分 |
喫煙 | 店内禁煙 |
食べログ | |
ワンダーランド公式アカウント | |
駐車場 | 店舗前にコインパーキング有り |
ワンダーランド アクセスマップ
天満ワンダーランド (Wonderland) まとめ
天満ワンダーランドさん、楽しく食べて呑めたお店でした。
シェフの『前向きチキンの注文時のリアクション』が楽しませてくれます。
そして、香港の味をはじめアジア・エスニック料理をお手頃価格で楽しめる。
ワンダーランドさんは天満ライフをさらに楽しくしてくれるお店ですね。
次は今回食べられなかったエビ雲吞麺を食べにくるつもりです。
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