農家厨房の合言葉は「野菜は幸せの源」上質な野菜中華が楽しめる農家厨房 肥後橋店

今回お邪魔したのは農家厨房 肥後橋店

今回お邪魔したのは2件ある農家厨房のうち肥後橋店。

１階はレトロなバーと広島焼きのお店で、その２階にあります。

周辺エリアはオフィス街ということもあってか、2022/09/21現在では土日祝は休業の農家厨房肥後橋店さん。

開けてくれれば行くのになー。

ちなみに最寄り駅は市営地下鉄四ツ橋線肥後橋駅となっています。徒歩3分ほど。

この階段を上がればお店です。

農家厨房肥後橋店の店内はこんな感じ

農家厨房肥後橋店の店内は木や植物の雰囲気を活かしたたたずまいで、どこかアジアンな雰囲気を漂わせています。

厨房が見えるのもいいですね、注文した料理が作られている様子を目や鼻で楽しむこともできます。

座席数は28席で全席禁煙となっています。

農家厨房肥後橋店のメニュー

農家厨房肥後橋店のメニューの特徴は蒸篭。

オーナーが今でも香港へ料理の腕を磨きに行っているということもあって、点心メニューが豊富です。

そして野菜料理が豊富。

その中でもこの店で評判の高いメニュー『旬の野菜の色々入ったセイロ蒸し』は蒸篭に入った野菜料理。

農家厨房さんの得意料理のダブルパンチですね。

この野菜のセイロ蒸し、食べログで”食べるべき一品”として挙げられていましたが、食べて納得。３人で食べても満足のボリュームある自家製のセイロ蒸しで、味も文句なし。これ、確かに食べてみるべき一品でした。

味の方は全体的にガチ中華ではなく、日本人に寄せた創作系よりの中華でした。味そのものは鼎泰豊とかあっち系に通じる上品系の中華な味でしたよ。

スタッフさんの対応

普段はスタッフさんの対応というか接客に関しては書かないのですが、農家厨房さんはとても良かったので今回は書いています。

というのも、最近僕はブログを書いているからというのもあるのですが、けっこう料理自体に興味があって、店員さんに料理の質問をすることもあるんですね。

今回も例えば「旬の野菜の色々入ったセイロ蒸し」が運ばれてきたときに、何の野菜が使われているか尋ねたんです。

すると、次の料理からは運んできてくれた時に説明してくれるという親切さ。こういう気配りが嬉しかったです。

営業時間・電話番号・アクセスマップ

牡丹仙桃（お茶）

まず最初は牡丹仙桃という中国のお茶から始まりました。

お湯を注ぐと透明の食器の中に牡丹の花が咲きました。

いい香りのあっさりとしたお茶です。

農家厨房さんではこの他にもたくさんの中国茶を取り扱っていましたよ。

ピータン豆腐 – 550円

料理はピータン豆腐からの始まりです。

ネギ塩ダレが山盛りです。

少しこってりしててまろやかな味（上手く表現できない…）で美味しい。

よくある中華系の味とはまた違った感じ。

旬の野菜の色々入ったセイロ蒸し – 620円

続いてはこの農家厨房さんへ来たら食べとけって言われている、旬の野菜の色々入ったセイロ蒸しを注文しました。

これ、写真では伝わりにくいと思うのですが、本当にボリューム満点で、３人で食べても「野菜多いなー」っていう感想がこぼれるほどです。まだ下にモヤシやキャベツなどが隠れているんですよね。

これで620円って安すぎます。

季節の野菜ということで、その時期によって変わるんだと思いますが、この時に使われていた野菜は

と全部で14種類！

ほんとに野菜沢山で農家厨房の名前にぴったりです。

ゴマベースのタレで美味しく頂きました。

蒸篭で蒸してるので野菜の味がしっかり残ってるんですよね、「ああ、野菜…。美味しい。」って感じです。

イベリコ豚の焼売 – 200円

続いてはイベリコ豚の焼売を。

アツアツ、とろとろでジュワっ出汁が来ます。

赤酢と黒酢でいただきます。

美味い！

ポテトフライ香港式カラムーチョ – 410円

パプリカと唐辛子のパウダーで味付けしたポテトフライ。

カラームチョ的な香りがすごい！

でも辛さはかなり控えめでした。

ニラ入りエビ餃子 – 210円

続いてはエビ餃子にニラが入ったニラ入りエビ餃子。

ニラの香りが食欲をそそります。

うん美味しい、ニラの風味と甘みがいいですね。

小籠包 – 200円

点心を続けていただきます。

次は小籠包。

200円ってちょっと値段バグってませんか？大丈夫ですか？

食べてみると、あっさり味のスープがたっぷり。

なんだか野菜が売りの農家厨房って感じの味がする気がしました。

こういうのもいいですね。

海老入り米粉クレープ包み（腸粉） – 250円

一人前ずつ蒸篭に入っての登場で上品。

ぱっと見て目で「おー、美しい」な腸粉です。

刻みネギも特徴的で、食べてみるとこれまで食べたことのあるガチ中華とは全然違う味。

あっさりとしていて優しく、甘みのある味でした。

香港式炒めそば – 750円

農家厨房の名を体現したような刻みネギが山盛りさ。

面は細目の堅めです。

食べてみるとキクラゲと堅めの細麺の食感が楽しい嬉しい美味しい焼きそば。

ちょっと皿うどんっぽいと言えば伝わりやすいかもしれません。ちょっとね。

あそこまで堅くはないですが。

香港の醤油でしょうか？風味ありで異国の味がします。

思い出したらまた食べたくなってきました。

海老蒸し餃子 – 210円

ほんと点心系の安さはバグってます。

これも赤酢でいただきました。

モチモチの肉厚皮の中にプリプリエビが。

あっさりとしていて透明感のある味で美味い！

黒酢のきんぴら クリームチーズ添え – 400円

これまでとはちょっと変わったのを頼んでみました。

きんぴらとクリチーとバゲットの組み合わせです。珍しいですよね。

食べてみると…。

お、農家厨房さんで初めての濃い味付けの料理です。あっさり味付けが多い農家厨房さんの中ではインパクトが強いですね。

きんぴらだけで食べると味が強く感じたけど、全部一緒に食べると「あれ？おいしいぞ」

洋菓子っぽい感じで美味しいです。

予想と想像を超える味で今日イチの美味しさでした。

黒酢の酢豚 – 620円

食欲をそそる黒酢の香りと共にやってきました。

酢は弱めで上品な味です。

大きな柔らかい豚肉、ウマ！

シャキシャキのタケノコとピーマンが豚肉とで、食感のコントラストが楽しめます。

いい感じの甘みだなあ。

麻辣豆腐 – 700円

麻婆豆腐は普通の麻婆豆腐と麻辣豆腐があって麻辣の方がスパイシーということで麻辣豆腐を注文しました。

注文してしばらく経つと麻辣系のいい香りと共にやってきました。

見た目はシンプルな麻婆豆腐です。

食べてみると…。辛！辛！めちゃ辛い！

辛いのが苦手な僕にはギリの辛さです。

でも友達達は「そう？全然そんなことないけど」と普通に返事が返ってきたので、辛いのが平気な人、好きな人にとってはなんてことはない辛さのようです。

そして、僕も辛いのが嫌いな訳じゃないので食べていると、甘みも強いんだなーってことに気が付きます。

辛さと甘さのコラボに花椒のハーモニー。そしてほんのりとした塩味。バランスの取り方上手いなーって感じました。

そしてこの麻辣豆腐をみんなで食べていて話題になったのが「この豆腐崩れないね、すごい」ってことです。

下処理がうまいのか崩れてしまいません。すごい。

アジアンスイーツ – 600円

食事は一通り終わり、デザートへ。

アジアンスイーツというメニューを頼みました。

色んな具材が楽しめるスイーツです。

入っているのは

と盛り沢山。

甘さ控えめで大人のスイーツと言った感じの味わいです。

いろんな味が楽しめるのが二重丸。

香港風グラニテ – 250円

ライチを使っているグラニテです。

風味がすご！

美味しかった。最後に食べて正解。

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