香港華記茶餐廳は大阪心斎橋でローカル香港料理が楽しめるナイスな店

海外の料理を食べたいなって思った時、できるだけ海外の雰囲気で食べたいなあとか思いますよね。

今回紹介するのは、『香港華記茶餐廳』（ホンコンワーキーチャーチャンテン）の大阪心斎橋店。

行ってみての感想は『香港が恋しくなった方』におすすめしたいお店！。

行ってみて楽しかったのは、店内が演出ではなくナチュラルに香港のローカル店っぽい店だったところです。

香港の方がスタッフなので自然にそうなるのでしょうね。

色々見てても楽しめたお店でした。

もちろん料理も美味しかったです。

それでは一つづつ紹介していきますね。

香港華記茶餐廳　大阪心斎橋店は地下鉄心斎橋駅から徒歩約6分、地下鉄長堀橋駅から徒歩約5分のところにあるお店です。

心斎橋筋商店街から東にちょっと入ったところにあります。

オレンジ色がテーマカラーなのか、店舗外観もスタッフさんの衣装もオレンジでした。

目印はオレンジの外観と店頭にはためく2つの香港の旗ですね。

スタッフさんが香港の方だからでしょうね、店内は演出ではなくナチュラルに香港のローカル店を感じる作りになっています。

どういったところに香港を感じたかというと、たとえばテーブルに張り付けられた雑誌の切り抜きなんかもその一つ。

香港あるあるですよね。

そして壁にかけられた複数のテレビモニター。

この”複数”っていうのが香港っぽいんですが、さらに壊れて写っていないっていうのも香港っぽさを感じるポイントでした。

ガムテープの跡、これも香港あるあるですよね。

お客さんは僕たち以外は全員香港人

そしてなにより、僕たちが入店してしばらくすると店内は満員になったのですが、僕たち以外は全員香港の方と思わしき方ばかり。

聞こえてくるのは全て広東語。（たぶん）

これは否が応でも香港気分が盛り上がります。

そして、香港の方がこれだけ来るということは、日本人に寄せた味じゃなく、本場の味ということ。

期待度アップです。

メニューは全体的に香港のローカル店で食べられるもので、メニューを見てるだけで楽しく感じます。

個人的なこのお店のおすすめは鴛鴦茶 (ユンヨンチャー・えんおうちゃ) 。

鴛鴦茶とは濃いコーヒーと紅茶を混ぜてコンデンスミルクを入れた香港の飲み物です。

初めて鴛鴦茶を知った時はコーヒーと紅茶を混ぜると聞いて「え？」と思いましたが、これが美味しいんですよ。

ベトナムコーヒーに近いかもしれません。

ああいう美味しさです。

ですが、鴛鴦茶が飲みたい！と思って探してもなかなか無いんですよね、 鴛鴦茶を飲める店って。

だけど、ここ 香港華記茶餐廳 さんでは その鴛鴦茶が飲めるんですよ。

実を言うと今回。僕はこの 鴛鴦茶 が目当てでした。

香港料理と言えば、定番の雲吞麺、みんな大好き腸粉、これぞ香港飯な土鍋飯などですが、そういったものもしっかりとありました。

個人的には西多士(香港式フレンチトースト)があったのは嬉しかったですね。

今回は食べなかったのですが、今度小腹が空いてる時に食べに来る楽しみが出来ました。

スタッフさんは気さくな方でした。

僕の友達が「请给我啤酒」と中国語でビールを注文したのですが、それに対して「いいねー！」と喜んでくれました。

そして、「ビールをもう一杯」っていうのは広東語でこう言うんだよって教えてくれたのですが……。

うーん…。思い出せません。もう忘れてしまいました。

スタッフの方が店頭に居る時に撮影をお願いしたのですが、快く応じていただいたり、ほんと気さくな方でした。

香港のローカル店の雰囲気が味わえると書いておきながらなんですが、お店の内装自体は日本的な感じです。

壁には広東語の寄せ書きや、お客さんからの日本語でのメッセージなども貼られていました。

この日 香港華記茶餐廳 大阪心斎橋店で食べたものの感想です。

この日僕たちは13品いただきました。

食べたものは

それでは食べたものを1つずつ紹介していきます。

この日はまずはきゅうりのニンニク和えから頼みました。

作り立てらしく、和えているにんにく達がほんのり温かくて嬉しくなります。

味はほんのり甘みのある味で美味しかったです。

どこで食べても美味しいピータン豆腐。

このお店のも美味しかったです。

薄味のスープがやさしい美味しさ。

少し生姜が効いてるのも美味しさアップです。

水餃子はけっこう大き目でした。

とぅるんとぅるんの美味いやつ！

結構量があって、この日は3人だったのですが、丁度いい量でした。

他にも腸粉の3種盛や4種盛もメニューにありましたよ。

腸粉好きにおすすめのメニューですね。

とろとろに煮込まれてて、ピリ辛でほんのり甘い味付けが美味しい。

インスタで他の人の投稿を見てると肉付のいいのがアップされてたんですが、この日のは少々痩せ気味だったのが残念でした。

サクサクアツアツパリパリで美味い！

海老がプリプリ！

出てきたタレにつけずにそのままでも美味しかったです。

香港！って感じられる土鍋料理。

土鍋料理は3種類と土鍋飯が1種類あったのですが、今回は牛バラ陳川粉を注文しました。

味は香港！って感じの味です。

肉の食感まで香港に感じられます。何が違うんだろう？

ブロッコリーは炒めたものじゃなくて茹でられていました。

これも香港の味！

んまいです。

ふわふわ卵に入ってる海老がプリプリでいう事なし。美味しいです。

ワンタンは少し塩味が効いてて美味しかった。

でもスープはそんなに塩味がしないのが良かったです。

同行した雲吞マニアで腸粉マニアの友達は「うまい！満足」と嬉しそうに食べていましたよ。

食事しているとお店の方が「忙しくてごめんねー」とサービスとして持ってきてくれました。

忙しくて注文を待たせたお詫びということらしかったのですが、実際にはそんなに待った印象は無かったです。

ですが、ありがたくいただきました。

実はこの軟骨の唐揚げ、この日食べた料理の中で一番印象に残った料理となりました。

なぜかというと、衣が独特な味と食感なんですよね。

言葉では上手く表現できないんですが…。

これが香港の軟骨の唐揚げかーっと味わいながら食べました。

〆はこれ。

今日この店での僕の最大の楽しみはこの鴛鴦茶でした。

この牛のマグカップ(練乳会社のノベルティ)で飲めるというのも魅力の一つで楽しみにこの時を待ってました。

このお店の鴛鴦茶は無糖のコンデンスミルクを使っているとのことで、甘さは自分で砂糖を追加して調整するというものです。

なので、甘いのは苦手な方も飲める鴛鴦茶ですね。

味の方はコーヒーの酸っぱさが程よく感じられる味で美味しかったです。

砂糖を加えずに飲んでも砂糖を入れても美味しかったけど、やっぱり個人的には砂糖入れて甘くした方が好きですね。

テーブルに張り付けられた雑誌の切り抜きや、映らなくなったモニター、他のお客さんは香港人で周りを飛び交う広東語など香港のローカル店の雰囲気の中でローカル飯を楽しめるのが香港華記茶餐廳 大阪心斎橋店さん。

香港の地元飯を楽しむのに持ってこいのお店でした。

お店のスタッフの方も気さくで楽しかったです。

雲吞麺や腸粉、土鍋飯、西多士、鴛鴦茶など香港を代表するローカルフードをはじめ、他にもメニューが豊富なのも嬉しいですね。また訪れたいと思っています。