2021年9月15日に開催されたAppleの発表会で新しい無印iPad第9世代の発表がありました。
今回発表された第9世代iPadはどのように進化したのか、旧モデルである第8世代と比較したいと思います。
無印 iPad を購入しようと考えてる方はぜひ参考にしてください。
無印 iPad とは
無印 iPad の特徴
無印 iPadとはiPadシリーズの中で最もお手頃な基本モデルです。
基本モデルであってもスペック的には十分実用レベルにあり、日常で使う分には何の不自由も無く使える製品となっています。
まず使ってみたい、という方であれば無印iPadから始めて、その後に分かった用途や目的に応じて別の機種へステップアップするのがおすすめですよ。
ちなみに、僕は無印iPadを2年間使っていますが不満を感じたこともなく、次に買い替える時も無印にしようと思っています。
iPadのラインナップ
iPad 第9世代 のスペックと特徴
iPad 第9世代の特徴
- 外観デザインはこれまで通り
- ベゼルカラーは黒に統一
- ホームボタン搭載
- A13 Bionic チップ搭載
- True Tone ディスプレイ
- 1200万画素 超広角フロントカメラ搭載
- センターフレーム対応カメラ
- Apple Pencil (第1世代) 対応
- Smart Keyboard 対応
- 64GB 39,800円からの低価格
今までも日常の使用以外に、動画編集やイラスト制作、画像編集、音楽制作などでも軽めの作業なら十分にこなせていた無印iPadですが、A13チップが搭載され、ストレージも最小が64GBと底上げされたことにより、いっそう快適性が増しましたね。
iPad 第9世代 と 第8世代 スペック比較
iPad 第9世代 | iPad 第8世代 | |
---|---|---|
チップ | A13 Bionic | A12 Bionic |
容量 | 64GB 256GB | 32GB 128GB |
ディスプレイ | Retina 10.2インチ True Tone | Retina 10.2インチ |
ディスプレイ解像度 | 2160 x 1620 ピクセル 264ppi | 2160 x 1620 ピクセル 264ppi |
カメラ | 8MP広角 f2.4 | 8MP広角 f2.4 |
FaceTime HDカメラ | 12MP超広角 f2.4 | 1.2MP f2.4 |
スピーカー | ステレオ | ステレオ |
コネクタ | Lightning | Lightning |
サイズ | 250.6mm x 174.1mm x 7.5mm | 250.6mm x 174.1mm x 7.5mm |
重さ | Wi-Fiモデル 487g Cellularモデル 498g | Wi-Fiモデル 490g Cellularモデル 495g |
Wi-Fiモデル 価格 | 64GB – 39,800円 256GB – 57,800円 | 32GB – 34,800円 128GB – 44,800円 |
Cellularモデル価格 | 64GB – 56,800円 256GB – 74,800円 | 32GB – 49,800円 128GB – 59,800円 |
一番大きく進化した点はチップがA12からA13に変更されたことと、最小ストレージが32GBから64GBに変更されたことですね。
これによって、最小構成のiPadでも更にスペックに余裕が出ました。
周囲の環境によって色温度を調整してくれるTrue Toneディスプレイやフロントカメラの性能、機能アップも嬉しい進化ですね。
フロントカメラは第8世代の120万画素から第9世代では1200万画素と大幅に高解像度化しました。
iPad 第9世代の新しくなった点の詳細
ここからはiPad第9世代で進化した点、変更された点をもう少し詳しく紹介していきたいと思います。
A13 Bionic チップ搭載
チップがこれまでのA12 Bionic から iPhone 11 や iPhone SE2 に搭載されているのと同じ A13 Bionic へと進化しました。
それぞれの性能をベンチマークで比較してみたいと思います。
チップ | シングルスコア | マルチスコア |
---|---|---|
A13 Bionic | 1331 | 3450 |
A12 Bionic | 1110 | 2403 |
ベンチマークを見ると、シングルスコアで約20%、マルチスコアで約50%の性能アップとなっていますね。
最小ストレージが32GBから64GBに増量
ストレージの容量がこれまでは最小32GBだったのが64GBへ、最大128GBだったものが256GBと変更されました。
これでストレージに余裕が生まれたので、動画や画像を扱いやすくなりましたね。
True Tone ディスプレイ
周囲の色温度に応じてディスプレイ表示を自動で調整するTrue Toneに対応しました。
この機能により、より自然により快適に画面が見られるようになりましたね。
1200万画素 超広角フロントカメラ搭載
フロントカメラの画素数がこれまでの120万画素から1200万画素へと大幅にアップしました。
Zoomなどでインカメラを使う方には嬉しい改善点ですね。
他にも、視野角122度とレンズの超広角化など自撮りやZoomなどがしやすい仕様となりました。
センターフレーム対応カメラ
センターフレームとはこれまでiPad Proに使われていたもので、ビデオ通話アプリなどを使用する際に機械学習能力を使って人物を自動で追尾する機能です。
この機能により、映っている自分が動いたりしてもカメラが自動で追尾し、フレーム内に収めてくれます。
ベゼルカラーは黒に統一
これまでベゼル(画面の枠)は白と黒が用意されていましたが、第9世代では本体のカラーを問わずベゼルは黒色1色となりました。
個人的には白のベゼルが好きだったので、これは残念な点ですね。
iPad 第9世代 に対応したアクセサリー
Apple Pencil (第1世代)
無印 iPad 第9世代は第1世代のApple Pencil に対応しているので、手書きノートやメモ、手描きのイラストなどを楽しむことが出来ます。
この手書き機能は本当に便利なので試してみて欲しい機能です。
Smart Keyboard
Apple の Smart Keyboard にも対応しています。
Smart Keyboardは少し値段が高いですが、純正の安心感ですね。
サードパーティーからもiPad 第9世代で使えるキーボードがたくさん出ているので、お好みのを探すのもいいですよ。
僕はエレコムのTK-FBP052 というキーボードを使っています。
重量が169gしかないので持ち運びがとても楽なキーボードです。
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