こんにちは。旅に出られる日はまだかまだかと待っている “やんだ” (@Yanda_Blog)です。
「え?まだ待ってるの?もう行ける国たくさんあるじゃない」
そうなんです、行ける国はたくさんあるんですよね。
(最近の観光ができるアジアの国々については前回のアジア好きなら気になるニュースあつめましたで書いています。)
でも、現地で陽性になった時のことを考えると二の足を踏んでいます。
そんな中、タイからは盛り上がってるカオサンロードの様子がYouTubeで配信されたり、ベトナムでも15日から観光客の受け入れが全面的に再開されました。
そんな3月前半の気になるニュースを紹介します。
タイ
タイは国際観光の面では今一番アジアで勢いのある国じゃないでしょうか?
いやほんと、最近のカオサンの盛況ぶりには驚きました。
また、近距離国際観光では150万人誘致をめざすと報道があった通り、近距離国際線の再開や7月にはさらなる旅行者の緩和とこれから賑やかになりそうなニュースがありました。
それでは、あつめたタイのニュースを紹介します。
最近のカオサンロードの様子がすごい
昨晩のカオサン通り。
— 西尾 康晴@バンコク🇹🇭/ 激旨!タイ食堂/ NISHIO TRAVEL (@nishioyasuharu) March 12, 2022
今はこんなことになってたとは! pic.twitter.com/GpW4Ws9642
YouTuberでもありブロガーでもありタイでの旅行代理店の経営者でもある西尾さんが先日バンコクのカオサンロードからYouTubeのライブ配信を行っていました。
僕も見させてもらってたんですが、その時は結構人いるなー程度の感じだったんですね。
ですが翌日のツイートを見てびっくり。
こんなに人が居たとは!すごいですね。
タイは2022/03/01から入国を緩和していて、現在はワクチンを3回接種済みであれば無隔離で入国出来ます。日本への帰国も無隔離。(詳しくは前回のニュースあつめましたで書いています。)こういう緩和政策が効いてるんでしょうね。
ちなみに、当日の西尾さんのカオサンからのライブ配信はアーカイブから見れますよ。
タイの『水かけ祭り』が2年ぶりに再開
Covid won’t stop Songkran this year
Don’t pour water on relatives’ hands during Songkran, says govt
コロナの影響で2年間中止になってたタイの水かけ祭りが今年は再開されることになったとバンコクポストが報じました。
期間は4月13日から15日。
ということで、水かけ祭り・ソンクラーン。参加できますよ。
ワクチン3回接種していれば無隔離で入国でき帰国も無隔離で大丈夫。(2022/03/15現在)
ただ、感染予防の観点からお年寄りの手に水をかけてはいけないなど、いくつかの制約もあるようです。
7月から更なる旅行規制を緩和へ
タイでは7月より新型コロナをインフルエンザと同じ扱いにする (エンデミックへの移行) 予定しており、それに合わせて国際観光も更なる緩和を予定しています。
タイでは7月から国民は通常の生活に戻るとバンコクポストでは報じられているので、海外からの旅行者への規制もかなり緩くなりそうですね。
ソース
TAT devises plan to relax travel rules
Covid-19 to be endemic from July
エアアジア 4月より国際路線を拡充
AirAsia Resumes Flights to Seven Countries on 18 Routes this April! Fly Easy with No Quarantine
タイ・エアアジアが4月から7か国18路線、週間38便の運行を再開することがエアアジア公式サイトで発表されました。
2022年5月までには最大週81便まで増やす予定だそうです。
残念ながら今回は日本とタイを結ぶ路線の運行は再開されませんが、LCCでのタイ旅行が一歩前進したのは間違いないですね。
タイ映画『ホームステイ ボクと僕の100日間』配信中
タイ国政府観光庁の日本語サイト・amazing THAILAND でお知らせとして紹介されていたタイの青春ファンタジー映画『ホームステイ ボクと僕の100日間』。
原作は日本でも映画化・アニメ化されている森絵都さんの小説カラフルです。
テーマは生きることの苦しみと喜び。
とある魂がミンという少年の体にホームステイし、ミンが自殺した原因を突き止めるというストーリー。
青春や恋愛要素もたっぷりの映画です。
何度も泣きながら見てました。僕の『ホームステイ ボクと僕の100日間』レビューはこちらから。
Amazon プライム会員ならこちらから無料で視聴できます。
台湾
3月前半は台湾は旅行関連では大きなニュースや動きはありませんでした。
その中で気になったのは高雄で開催されたランタンフェスが1000万人の人を集めたということと、台湾の食品メーカー『統一』のインスタント麺が日本で公式販売されたというニュースです。
特にインスタント麺はその国のローカル感というか家の中、生活に密着した部分なので興味がそそります。
そして東京と大阪ではそれぞれ時期は違いますが、台湾の食フェスがあるので台湾へは行けませんが台湾気分が楽しめますね。
それでは台湾のニュースを4つどうぞ。
ランタンフェスが大盛況
台湾ランタン、来場者延べ1000万人超 開催地・高雄の観光地に活気戻る – フォーカス台湾
台湾の南部、高雄で開催されていたランタンフェスティバルが2月28日に閉幕され、延べ1000万人の人が訪れたとフォーカス台湾で報じられていました。
来年は台北で行われるようです。
2月には観光客への国境開放は今年の第3四半期を視野に入れているという報道もありました。
来年は日本から見に行くことも出来るかもしれませんね。
統一インスタント麺が日本で販売開始
台湾食品オンラインショップ「Hojia Market」が台湾の食品メーカー『統一』のインスタント麺の公式販売を開始しました。
販売されているのは
- 統一麺(肉そぼろ風味)
- 統一ビーフン(肉そぼろ風味)
- 巷口乾麵(台湾風味ごまだれ)
- 巷口乾麵(台湾ジャージャン麺)
気軽に台湾へ行くわけにもいかない近頃、こういうので台湾気分もいいですね。
Hojia Market の該当商品ページはこちらからどうぞ。
東京タワー台湾祭 が開催予定
台湾各地の夜市グルメが楽しめるフェスが東京タワーで開催されます。
台湾へ気軽に行けない今、台湾の方から来てくれる嬉しいイベントですね。
これからの季節屋外なのも気持ちが良さそう。
阪神百貨店 食祭テラス的台湾の世界
大阪でも台湾のイベントが。こちらは3月16日から21日までの6日間。
台湾の朝食やおやつ、そして夜市までが楽しめるということで、こちらも嬉しいイベントですね。
食祭テラスの公式サイトでは『大腸包小腸』(台湾のライスホットドッグ的な食べ物)がデカデカと掲載されていたので、大腸包小腸好きとしては探しに行きたいと思っています。
韓国
K-POPを学ぶ若者へ『韓流ビザ』
K-POPを学ぶ若者に「韓流ビザ」導入へ…中国が大喜びし、韓国では反対が多いワケ – YAHOO!ニュース
記事によりますと、韓国でダンスや演劇を学ぶ外国人向けに1年から2年の短期在留ビザを発行する計画があるとのことです。
これまでだと、ワーキングホリデーや芸能プロダクションと契約しての就業ビザだったようですが、選択肢が増えるのはいいことですね。
香港
過去最大の感染者数を更新していく香港。
香港居民全員検査を行ったりしていましたが、ようやく理髪店の営業再開が許可されました。
店から食品が消える、感染パニックから香港を逃がれる住民多発など重めのニュースをよく見かける中、ピークトラムが運航を再開するなどほっこりするニュースもありました。
ですが国際観光再開はまだ遠そうなニュースたちですね。
6代目ピークトラム 今夏から運行開始
100万ドルの夜景を見下ろす香港の観光名所『ザ・ピーク』と街を結ぶ『ピークトラム』がテスト走行を開始しました。
このピークトラム、昨年6月下旬から運休しており、1年以上ぶりの運行再開の予定となっています。
今回の6代目ピークトラム乗客定員は従来の120名から75%増の210名に。
また終着駅の待ち時間を短縮するとのことで、定員の拡大と併せて、これまでより混雑が緩和されると予想されます。
具体的な運航開始日は追って発表するとのことです。
ソース
6th generation Peak Tram on track to launch by summer 2022
国際観光再開は第5波を封じ込めた後
香港政府のトップ林鄭月娥 (キャリー・ラム)行政長官が10日のブリーフィングで海外旅行客の受け入れは第5派を封じ込めるまでは再開しないと発言したことがブルームバーグにより報じられていました。
また同記事にはキャリー・ラムの発言として「海外旅行客受け入れは、すぐに解禁するべきではない。」「解禁すれば感染者が入国し感染を拡大させ医療システムに負担をかける」といった旨の発言もありました。
やはり香港への海外旅行はまだ先になりそうですね。
HK Won’t Reopen Foreign Travel Until Outbreak Eases, Lam Says
香港ドキュメント映画『時代革命』が台湾で大ヒット
予告編だけでもかなりショッキングな映像が流れてきて唖然としました。
そう、まだ2年くらい前の話なんですね。
いつの間にか日本ではフェードアウトしてしまった話題ですが。
この香港での民主化運動を記録したドキュメンタリー映画『時代革命』(Revolution of Our Times)は先月25日に公開され、台湾史上で最もヒットした海外の華語ドキュメンタリー映画となったそうです。
台湾もこの問題については他人事とは言い切れない、というのもヒットした背景にあるでしょうね。
ベトナム
3月15日から海外からの観光客受け入れを全面的に再開したベトナム。
直前になっても入国条件が発表されず現地の旅行関係者が困惑しているというニュースや、15日夕方になってようやくビザ免除に関する発表があったりと、かなりバタバタしている様子です。いやのんびりなのかな?この記事を書いている16日の早朝になってもまだ、正式な入国条件の発表は見当たりませんでした。
そんなベトナムのニュースをあつめました。
日本など13か国にビザ免除を再開
3月15日からワクチン接種が完了している者は隔離無しでの入国が認められるベトナムで、以前通り日本はビザの免除を受けられることが決定しました。
ノービザで滞在できるのも以前と同じ15日間までです。
ベトナム 日本の水際対策で指定国に
水際対策の指定国から外れていたので、このままいけばベトナムも入国・帰国共に隔離無しで可能だった…はずなんですが、9日に指定国になりました。
この指定により帰国時には日本の検疫所の宿泊施設で3日間の待機が必要になりました。
楽しみにしていた方には残念なニュースですね。
ハノイ 飲食店が深夜までの営業を再開
昨年11月よりハノイの飲食店は午後9時以降の営業が禁止されていたのですが、今回の観光再開に合わせて深夜0時まで営業することができるようになったと、VN EXPRESSが報じていました。
しかし、バーやマッサージ、カラオケなどは営業を停止したままとのことです。
Hanoi allows restaurants, cafes to open until midnight – VN EXPRESS
フエ・ダナンで夜間観光を強化
ベトナムのフエ・ダナンでは夜間観光の強化への動きも見られます。
ダナンでは4月30日までにナイトツアーの完成を計画中。
またミーアンビーチも夜間に楽しめるようにするそうです。
観光業界の人手不足が問題に
国際観光を再開する国で必ず起こっている問題が、観光業界の人手不足。
ベトナムも例外ではないようで、需要の50~60%ほどしか集まっていないそうです。
Labour shortage threatens Vietnam’s tourism recovery – Asia News Network
その他アジアの国々
マレーシア4/1に入国後の隔離を撤廃へ
マレーシアは4月1日より入国時の隔離を撤廃することを発表しました。(要ワクチン接種)
観光客も対象です。
アジアの国際観光再開は今年に入ってどんどん進んでいきますね。
マレーシアでは4月より新型コロナのパンデミックからエンデミック(インフルエンザ等と同じ扱い)へ移行する予定と発表があり、飲食店の営業時間制限の撤廃や収容人数の制限の撤廃も予定されており、住民の生活も元通りに戻っていく予定です。その流れに従って観光もしやすくなるでしょうね。
ソース
マレーシア、4月1日に入国後隔離を撤廃、エンデミックへ移行 – JETRO
4月以降の新型コロナ対策を大幅に簡素化、旅行者の入国時指針も明らかに – JETRO
シンガポール VTLを廃止&観光再開の計画へ第一歩
シンガポールは特定の国からのワクチン接種者を受け入れる『ワクチントラベルレーン』を廃止し、世界中のどこからでもワクチン接種を完了している旅行者を受け入れる計画の第一歩を踏み出した、と Executive Traveller が報じました。
記事によりますと、シンガポール財務大臣が「懸念される亜種が存在する可能性のある一部の国を除き、ワクチン接種済みの旅行者を受け入れる次のステップである」と述べたとありました。
また保健相のオン氏は「現在のオミクロンが沈静化し始めた後にワクチントラベルレーンを廃止する」と発言があったとのことです。
Singapore eases testing, prepares to scrap Vaccinated Travel Lanes – Executive Traveller
バリ島 アライバルビザ発給を開始
バリ島からインドネシアへ入国する際には3月7日からアライバルビザ (VOA)の発給が再開されています。
空港などのVOAカウンターで申請可能。
詳しくは インドネシア共和国観光クリエイティブエコノミー省のページへ。
ミャンマー 有名俳優のパイン・タコンさん釈放
ミャンマーで反クーデターデモに関与したとして、拘束されていたモデル兼・俳優のパイン・タコンさんが恩赦を受け釈放されたと Thaiger が報じていました。
昨年逮捕され、軍への反対意見を述べたとして起訴され、3年の重労働を課せられていました。
パイン・タコンさんと言えば人間離れしたスタイルと甘いマスクで男の僕でもうっとりするほどの美貌。
まだ本業で活動するのは厳しそうなミャンマー情勢ですが、とりあえずは良かったです。
さいごに
国際観光を再開させる流れが続く東南アジアですが、その中でもタイのカオサンロードの盛況っぷりは驚きました。
そこだけを切り取ると、完全にコロナ以前より盛り上がっていますよね。
またベトナムでも国際観光が再開され、来月にはマレーシアもそれに続きます。
国際観光再開に積極的な東南アジアですが、一方で韓国・台湾・香港と言った東アジアの国や地域はまだまだ慎重路線。
アジア各国のニュースを見ていると、けっこうコロナって収まっていなくて連日その国の新規感染者数が過去最高記録を更新していたりしていました。
そんな中でも国際観光を再開させないといけない事情もあったり、医療機関への負担をこれ以上増やしたくなかったりと各国思惑は色々ありますね。
僕個人的にはアジアでの旅については今のところ静観を決め込むつもりでいます。
早く行きたいですけど、現地で陽性反応が出た時の各方面への対応が面倒かなと思うんですよね。
インフルエンザと同じ扱いのエンデミックへの移行の動きも見られるので、それからでもいいかなと思っています。
それでは次は4月頭に記事をアップロードする予定です。
よければ、また。
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