こんにちは。
外国の料理を食べるなら味が美味しいのはもちろんとして、旅の話が盛り上がる店がいいなと思う “やんだ” (@Yanda_Blog)です。
今回僕は十三のディープな路地裏にある中国料理のお店、隆福さんへ行ってきました。
十三のリトルチャイナと呼び名の高い隆福さんは、大阪に住む中国人が通う中華料理店なので味も雰囲気も全てが本物中の本物。
そんなお店にいると自然と脳が刺激されて、中国を思い出したり行きたくなったりするんですよね。
そして目の前にあるのは本場の美味しい中華料理。否が応でも旅の思い出話や計画が盛り上がります。
でもね、実は隆福さんを十三のリトルチャイナと呼んでるのは僕だけかもしれません。ごめんなさい。
それではお店の紹介いってみましょう。
十三 隆福はこんなお店
十三の路地裏にあるお店
阪急十三駅の西口を出て信号を渡り、商店街を右に曲がると路地に入ってすぐの所に隆福さんはあります。
店の左側はピンクなお店。ちょっとディープな場所にありますね。
看板には24時間営業とありますが、今の営業時間は16時から朝の5時までとなっています。(2022/03/07現在)
詳しい場所は下のアクセスマップをご覧ください。
中国人が通う中華料理店
ご飯時には中国人と思われる方たちで満員のこのお店。
満席で入店を諦めたり、外で並んでる姿もけっこう見かけます。
それだけ味や質、値段に信頼を得ている、つまり中国人も納得の本場の中国料理ということですね。
もちろんお客さんの中には日本人もチラホラいます。
食べログを見てると、レビューしているのは中国に駐在していた方や旅行で行ったことのある人が目立ちますね。そしてそういう方が口をそろえて書いているのは『本物の味』『中国を思い出す』
やっぱり本物です、ここ。
ちなみに、以前にお店の方に訪ねたんですが、料理人の方はハルビンから来たと言っていました。旧満州と行った方が分かりやすいかもしれませんね。
店内は中国度マックス
店内というか、このお店は入る前から中国度マックスです。
まずは壊れた自動ドア。手で開き戸のように開けなければいけません。ありそうでしょ?中国に。でも十三なんですけどね。
そして、入店すると漂っているあの香り。そう中国の飲食店のあの香りがするんですよ。香辛料などでしょうか。雰囲気がありありです。
さらには上の写真の壁のメニューパネル。これ中国でよく見かけるヤツじゃないですか。テンション上がらない方がどうにかしてますよ、このお店。
もちろん店員さんは中国人なので中国語が飛び交っています。そこにご飯時になると中国人客でにぎわうのでさらに中国語が飛び交い、中国度がアップします。
そんな雰囲気の隆福さんで提供されているのは、本当に本場の味そのままの美味しい中国料理。
そういった雰囲気を感じながら本物の料理を食べてると、話題は自然と中国の話へ。
旅の思い出話が盛り上がり、そして次はどこへ行く?と旅の計画へ流れるように。
外国料理を食べるならこういう話の盛り上がる店がやっぱりいいですよね。
ということで隆福さん、中国のローカルグルメを食べたいならおすすめのお店です。
この日食べたメニューの食レポ
この日は2人で行ったのですが、合計11品を注文しました。
一品ずつレビューしたいと思います。
その前にこの日食べたものの一覧と値段を。
- 棒棒鶏 (バンバンジー) – 280円
- 豚足 – 280円
- 若鶏の唐揚げ – 580円
- 豆苗のニンニク炒め (この日のおすすめ)
- トマトと玉子炒め – 580円
- 羊串 – 150円
- コリコリ串 – 100円
- 焼売 – 480円
- エビ餃子 – 350円
- 小籠包 – 350円
見てもらえば分かる通り値段はかなり安いです。
本当に安い。
それでは食べたものを一つずつ紹介していきます。
棒棒鶏 (バンバンジー) – 280円
まず最初にテーブルに運ばれてきたのはバンバンジーでした。
このバンバンジーの何が驚くって、値段ですよ。
お値段なんと 280円。
突き出しですか、って最近じゃ突き出しも280円以上しますよね。
そんなお値段なのに2人で食べても十分な量があります。
味はなんだろう?この調味料の配合は。完全に本場の向こうの味で嬉しい味。
甘みが強めで少し塩が効いています。
食べログで 十三隆福 を見る豚足 – 280円
そして次に運ばれてきたのは豚足。
運ばれてきた瞬間いい香り。中国の香りがします。そう間違いのない香りです。
そしてこれもびっくり280円。中国価格ですね。
食べてみると味は濃くないけどしっかりしてる。
そして美味しい。
醤油系で煮込んだ豚足の中ではあっさり目な感じです。
若鶏のから揚げ – 580円
アツアツで登場の若鶏の唐揚げ。
ひと口食べてみると、衣がカラっとサクサク。お!
そして中身はジューシー……。とはいかなかったのが本当に残念なところ。
中華系のスパイスが少し効いてるけど食べやすい唐揚げでした。
豆苗のニンニク炒め (この日のおすすめ)
店員のお姉さんが
「今日は豆苗あるよ、炒めるよー。おすすめですよー。」
っていうので頂きました。
外にある食材ストッカーから豆苗を取り出し、厨房に入るお姉さんの手には豆苗が3パックも。
もしかして、と思ったらもしかしました。3パック炒めてくれました。
味の方はバターが効いてて美味しい。
シャキシャキした歯ごたえもいいですね。
3パック、あっという間に消えました。
トマトと玉子炒め – 580円
中国料理の定番、トマトと玉子炒めも頼みました。
ちょっと写真じゃ見にくいですが、玉子のトロトロ具合がいい感じ。
食べてみると甘みが強めで、味も全体的に濃いめの味付け。
僕はもう少し薄めの味が好みかなーって感じです。
食べログで 十三隆福 を見る羊串とコリコリ串
中国で人気の串焼きもメニューにはあります。
今回は 羊串 1本150円 と コリコリ串 1本100円 をいただきました。
串はそれぞれ2本から注文できます。
羊串は少しピリッと辛め。肉は柔らかくてクセもなくて美味しいです。
一方、コリコリ串の方は「からっ!」花椒効いてて辛っ。そしてクミンが効いててめっちゃ中国風味。
歯ざわりは柔らかいんだけどコリコリ。おもしろいですね。
小籠包・焼売・フカヒレ餃子・エビ餃子 (350円~480円)
最後は小籠包・焼売・フカヒレ餃子・エビ餃子といった点心類を頼みました。
4種類頼んでやってきた蒸篭は3つ。
そのうちフカヒレ餃子は1個ずつ別々の蒸篭に入ってました。
いいですね、好きですこのアバウトさ。
出来立ての蒸篭からは湯気がムワーっと立ち上って写真が上手く撮れません。
アツアツでの提供です。
焼売から食べてみました。味の方はしっかりとした王道焼売。うん、この味は多くの人から愛されるヤツ。
フカヒレ餃子は少し甘みがポイントになっています。
小籠包はすごくナチュラルな味付け。薄味ではなくナチュラルって表現したい味ですね。
エビ餃子は皮が厚めでモチモチ。
この中では焼売が一番気に入りました。
食べログで 十三隆福 を見る王老吉もあります
ふと店内の棚を見ると、そこにはヤツがいました。そうあの大人気飲料『王老吉』です。
こういうのも中国を感じられていいですよね。
十三 隆福 店舗情報
店名 | 隆福 |
ジャンル | 中華料理 中国料理 中国ローカルグルメ |
住所 | 大阪府大阪市淀川区十三本町1-14-7 |
電話番号 | 06-6309-8861 |
営業時間 | 16:00~05:00 |
定休日 | 火曜日 |
最寄り駅 | 阪急 十三駅 西口より徒歩約6分 |
喫煙 | 全席禁煙 |
予約 | 予約可 |
食べログ | 食べログで 十三隆福 を見る |
隆福アクセスマップ
隆福 まとめ
安い 本物 美味い の三拍子揃った十三の路地裏にある隆福さん。
中国語が飛び交う中で本場の味を食べていると自分が中国にいるのかと錯覚してしまいます。
この雰囲気に触れていると中国の旅を思いだしたり次の旅の計画の話をしていました。
そう、この店は中国を懐かしみたい、思い出話がしたい、旅の計画がしたい、中国料理がどんなのか食べてみたい、な方にはおすすめのお店。本場中国のローカルグルメが迎えてくれますよ。
そのクオリティは中国人が通う中華料理店なので間違いなし。
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