こんにちは腱鞘炎持ちのやんだです。
慢性のPCのマウスでの腱鞘炎辛いですよね。
やらなければならない作業があるのに手が痛くて作業が進まないなんてことも。
そんな辛い腱鞘炎ですが、手への負担を減らすためのアイテムを紹介します。
タッチパッドはマウス腱鞘炎の救世主になるのか?
タッチパッド TTP-US01 を購入した理由
僕がこのタッチパッドを購入した理由はマウスによる腱鞘炎の痛みが酷いからです。だからといってPCでの作業も続けなければいけない。
そんな時に腱鞘炎は同じ動作を繰り返すことが原因なのだから、動作の違うタッチパッドだと腱鞘炎の痛みから逃れられるんじゃないか?と思い購入しました。
痛みがすぐに無くなる訳ではないけどマウスを使い続けるよりは全然楽
腱鞘炎の痛みを抱えながらタッチパッドを使ってみた感想ですが、腱鞘炎の痛みがタッチパッドを使う事によって無くなるわけではありませんでした。
痛めている部位は痛みが引くまでは安静が必要です。回復するまではそれまでの痛みは続きます。腱鞘炎になると何もしなくても感じるジンジンとした痛み。あれはやっぱり続きます。
ですが、マウスでの動作とタッチパッドとでは動作が違うため使う筋肉も違うので、動作による痛みはほぼありません。
マウスとは動作が違うから楽
マウスとタッチパッドでは手の動作が全然違います。
特に違いを感じるのはマウスで言うところのクリック動作です。
僕の場合マウスのクリックは指の関節を曲げることによってクリックしています。ですがタッチパッドの場合は指を曲げずに固定したままタップすることが出来ます。
この動作の違いにより指の腱鞘炎の痛みがだいぶ楽になります。
ただ手首に関してはさほど違いは感じません。
タッチパッドを使い続けると
マウス腱鞘炎の痛みから逃げられるタッチパッドですが、使い続けてると今度はタッチパッドの動作に対しての痛みが起こります。
これはタッチパッドが悪いのではなく、使っている姿勢や大勢、クセが原因だったり、同じ動作を休憩しないで続けるクセが原因です。
マウスでの腱鞘炎と同じ理由ですね。
腱鞘炎持ちのタッチパッドの効果的な使い方
タッチパッドとマウスの両方を使い続けているうちに、あることに気付きました。
腱鞘炎の原因は同じ動作を休みなく続けてしまうクセが原因。
タッチパッドを使い続けることにより、また新たな腱鞘炎になってしまう。
無理せずに休むことが必要。
そしてタッチパッドとマウスとでは手の動作が違う。
ならばタッチパッドとマウスを併用すればいいのではないかと。
考えは当たっていました。
タッチパッドとマウスを併用することによって、痛みの度合いは下がりました。
今ではタッチパッドで疲れたらマウスを使うようにして、マウスで疲れてきたらタッチパッドを使うようにしています。
※痛みの強さや痛みを感じる個人差はあると思います。
タッチパッド TTP-US01 レビュー
タッチパッドの感触
タッチパッドはとてもスベスベしていて触っていて気持ちいいです。なめらかUSBタッチパッドというコピーに偽りはありません。
引っ掛かりもなく、サラっと指を動かせるのでタッチパッド操作にストレスはありませんよ。
設定なしで繋ぐだけで使える
タッチパッドの機能はWindow10、Window7に標準で備わっているので特別な設定も必要なく繋ぐだけで使えます。
ノートPCのタッチパッドよりも全然いい!
操作感はノートPCのタッチパッドよりも全然いいですよ。
別物と考えてもらってもいいと思います。
まず面積が広い。
面積が広いことによって操作できる範囲が広がります。
そしてノートPCのようなボタンがないこと。
左クリックは1本指でのタップによって行います。そして右クリックは2本指でのタップによって行います。この時マウスと違い指を曲げて力を加えるという動作がありません。これが指の腱鞘炎持ちにはとても楽なんですよ。
タッチパッド TTP-US01 の 便利なところ
ジェスチャー機能というのは指を2本から4本使ってタッチパッドをなぞったりして操作することを言います。
このジェスチャ機能ですが本当に使っててとても便利ですよ。これはTTP-US01固有の機能ではなくタッチパッドを使った場合のWindows 10の機能ですが。
WEBブラウザを使っていて画面のスクロールとページの進むと戻るがジェスチャでできるところは便利だなあと思います。2本指でタッチパッドをなぞるだけなので、腱鞘炎持ち的にはとても楽なポイントです。
他にもアプリの切り替えやデスクトップ画面への切り替えもタッチパッドを3本指でなぞるだけのジェスチャ機能でできます。
タッチパッド TTP-US01 のここが残念
タッチパッドの構造上仕方のないことなのかもしれませんが、左クリックでのドラッグがマウスと比べて面倒なところです。
TTP-US01の場合ドラッグ用(左クリック長押し用)のボタンスイッチを押さなければいけません。
僕の場合この動作はモニタを見たままでは行うことができません。そのたびにタッチパッドに目を移さないといけません。マウスだとモニタを見ながら行えるので、これが結構面倒なところです。
そしてタッチパッドを見ずに使っていると、知らず知らずのうちにマウスで言うところのセンターボタンや右クリックボタンに相当するボタンに触ってしまうところも残念なところです。
あと、これはTTP-US01の欠点ではないのですが、どうしてもマウスよりタッチパッドの方がPCの操作性は落ちます。細かい操作やスピードの必要な操作はマウスに持ち替えています。これは仕方ないところだとは思います。
マウス腱鞘炎持ちがタッチパッドを使う上で気を付けたいこと
腱鞘炎の原因は休憩などをとらずに、無理な長時間作業や無理な姿勢、体勢での作業です。
タッチパッドに移ってマウスとは違う手の使い方や操作感から痛みがマシになり、PCでの作業がしやすいといっても無理は禁物です。
マウス腱鞘炎からの逃げ場としてタッチパッドを使っていて、タッチパッドでも腱鞘炎を起こしてしまうと逃げ場がなくなってしまいます。
決して無理な作業はしないでくださいね。
さいごに
腱鞘炎持ちとしてはマウスと併用することにより負担を減らすことのできるタッチパッドはとてもありがたいです。
しかし、タッチパッドでも無理な長時間作業を続けていると腱鞘炎が悪化するので気をつけてくださいね。
タッチパッド TTP-US01を使用するメリットは
- マウスと併用することで手の負担が減る
- ノートPCのタッチパッドよりも使いやすい
- ジェスチャー機能がとても便利で手への負担を軽減してくれる
です。
逆にタッチパッドを使った場合のデメリットは
- ドラッグ操作がやりにくい
- 細かい作業、スピードの必要な作業はやりにくい
です。
ここまで腱鞘炎持ちの目線でタッチパッド TTP-US01を紹介してきましたが、腱鞘炎予防に一番いいのは無理な長時間作業はしないことです。あまり指や手に負担をかけずに作業していきましょう。
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