2021年7月1日から開始されたタイのプーケット・サンドボックス。
日本人に人気の高いタイのプーケットへコロナ禍の今、隔離なしで観光へ行けるプログラムです。
この記事では、どうすればプーケット・サンドボックスを利用して隔離なしでプーケットを楽しめるかの方法などを解説します。
プーケット・サンドボックスとは
プーケット・サンドボックスとは
タイ政府がタイ南部のプーケットで行っている外国人観光客受け入れプログラムです。
新型コロナワクチンを接種済みの外国人であれば、所定の手続きをすることにより隔離なしでプーケットを楽しむことが出来ます。
そして、7日間以上プーケットに滞在すれば、タイの他の地域へ行くことも可能になります。
クラビエリア、パンガーエリア、スラタニエリアへは7泊のプーケット滞在の後に訪れることができます。
2021年7月1日から始まり、7月の1か月間で14,055人の外国人観光客が利用しました。
サンドボックスとは、砂場という意味での英単語です。
またIT用語では外部からのアクセスを厳しく制限し、安全を確保した領域のことを言います。
平たく言えば、安全な砂場で遊ぶことは認められている。そんな感じでしょうか。
サンドボックスは誰が利用できるの
以前はタイが分類する新型コロナの低・中リスク国69か国からのみプーケット・サンドボックスプログラムへの参加を受け入れていました。
2021年10月1日にこの仕組みが変わり、現在では世界中の国から受け入れをしています。
受け入れ可能国の制限撤廃により、現在のプログラムへの参加条件は新型コロナウイルスワクチンを完全に接種してから14日以上経過している人のみになりました。
プーケット到着までに新型コロナワクチンを完全に接種して14日以上経過していれば、プーケット・サンドボックスプログラムに参加してプーケットを訪れることができます。
8月6日現在 日本からプーケットへの直行便は無し

2021年8月6日現在、日本からプーケットへの直行便はありません。
現在プーケットへの国際便は下記の通り11社が運航しています。
- タイ国際航空
- キャセイパシフィック航空
- 香港エクスプレス
- ジェットスター・アジア
- スクート・タイガーエアラインズ
- シンガポール航空
- カタール航空
- コンドル航空
- エル・アル・イスラエル航空
- エミレーツ航空
- エティハド航空
また上記以外にもバンコクからのトランジット/トランスファー便もあります。
楽天トラベルで航空券を検索する現在のプーケットの状況

タイ国政府観光庁が発表している、 2021年8月8日現在のプーケットの状況です。
2021年8月8日の1日で638人の観光客がプーケットに到着しました。
また、プーケット・サンドボックスを開始した7月1日以来、18,215人の観光客がプーケットに到着しています。
そして、コロナウィルスに感染した例ですが、外国人観光客では4人、地元の方の感染者は82人となっています。
プーケット・サンドボックス 出発前の準備

必要な物
- タイ入国時に残り有効期限が6か月以上のパスポート
- 入国許可証 (COE)
- 入国の14日以上前に発行された新型コロナワクチン接種証明書
- 渡航72時間前以内に発行された英文のRT-PCR検査の陰性証明書
- タイでの滞在期間中に新型コロナウイルス及び関連疾患の治療費をカバーする10万米ドル以上の英文の医療保険証のコピー
- SHA Plus+に認定された宿泊施設の7泊以上の支払い済み予約確認書のコピー
- WHO、タイ保健省認証の新型コロナワクチンの接種証明書。日本のワクチンパスポートが承認されています。
- スマホアプリ Thailand Plus のインストール
入国許可証 COE とは
航空機でタイに入国する場合には、入国許可証 COE=Certificate of Entry の取得が必要です。
これはオンラインで申請することができます。
SHA Plus+ とは

全従業員の70%以上が新型コロナワクチンの接種を済ましていて、承認されている新型コロナウイルス予防手順を実施している施設に与えられる証明書です。
プーケット・サンドボックスを利用してプーケットに宿泊する方は、滞在期間中このSHA+認証を受けている宿泊施設の予約が必須です。
楽天トラベルでSHA Plus認証宿泊施設を見る7日未満の滞在の場合
7日間未満の滞在の場合は出国を証明する航空券と、滞在期間中の宿泊施設と新型コロナウイルスのRT-PCR検査の支払い済み予約確認書の提示が必要になります。
RT-PCR検査場は宿泊施設で予約支払いが出来ることが多いです。
ご希望の宿泊施設へお問い合わせしてください。
ワクチンを未接種の18歳以下の方
ワクチンの接種を受けていない18歳以下の方は、ワクチンの接種済みの保護者と共に渡航の場合、プーケット・サンドボックスを利用することが出来ます。
この場合、入国前72時間以内に発行された英文のRT-PCR検査の陰性証明書が必要になります。
スマホアプリ Thailand Plus のインストール

スマホアプリ Thailand Plusはタイ到着前にインストール・登録しておく必要があります。
Thailand Plus はタイ王国滞在中に必要な位置情報追跡アプリで、タイ王国の全国を対象としたアプリです。
タイにいる間は常にアプリをオンにしておく必要があります。
プーケットではワクチンパスポートの利用ができます。

タイのプーケットではワクチンパスポート(正式名称 新型コロナワクチン接種証明書)が認証されており、使用することが出来ます。
ワクチンパスポートはワクチンを接種した時の住民票の登録をしている市町村区で申請することができます。
発行手数料は無料です。
プーケット到着時にすること
プーケットに到着時の手続きは以下の通りです。
- 入国時の健康チェック、入国及び関税手続き
- 追跡アプリをスマホにインストールする。
- 空港で新型コロナウイルス検査を受ける。
- 事前に予約したSHA Plus+認証の宿泊施設へ移動 (公共交通機関は利用できません)
- 宿泊施設で検査結果が出るまで待機
入国時の健康チェック、入国及び関税手続き
入国時の健康チェックから空港を出るまでの手続き方法が、Facebookにて写真で図解されています。→ 7 Steps 7 Countdown
追跡アプリのインストール

宿泊施設までの移動
公共交通機関の利用はできません。
事前に宿泊施設などで手配しておくことをお勧めします。
宿泊施設で検査結果が出るまで待機
検索結果は到着後1日以内に知らされます。
日数の数え方は、00:01~18:00に到着した場合はその日が1日目、18:01~00:00に到着した場合は翌日が1日目となります。
検査が陰性だった場合
旅行者はプーケット内ならどこへでも行くことができます。
検査が陽性だった場合
指定の医療機関で治療を受ける必要があります。
この時、費用は事前に加入しておいた保険で賄われる必要があります。
プーケット滞在中にすること

プーケット滞在中、以下の手続きが必要になります。
- 滞在予定期間に応じてRT-PCR法の新型コロナウイルス検査を受ける必要があります。
- 滞在期間中 SHA Plus+認証を受けている宿泊施設のみ利用が可能です。
- DMHTTAの注意事項に従う
滞在期間に応じてPCR検査が必要
滞在期間が7日以上の旅行者は、6日目もしくは7日目に2回目のRT-PCR検査を受ける必要があります。
このPCR検査で陽性だった場合、指定の医療機関で治療を受ける必要があります。
この時、費用は事前に加入しておいた保険で賄われる必要があります。
RT-PCR検査はどこで受けられるの?

プーケット内どの病院で受けてもかまいません。
費用は2500~4000バーツで自己負担です。
予約はホテルを通じて行う事ができます。
タイ政府観光庁に5か所、RT-PCR検査を受けられる場所が載っています。
下記がタイ政府観光庁のサイトに載っているPCR検査を受けられる場所です。
1. Maikhao (North Phuket) Bangkok Hospital Phuket が運営 電話番号 096-6434572
2. Laguna (Cherngtalay) Bangkok Hospital Phuket が運営 電話番号 076-325442
3. Patong (Jungcelon) Bangkok Hospital Siriroj が運営 電話番号 093-5740683
4. Kata (Kata Center) Mission Hospital Phuket が運営 電話番号 081-6936586
5. Phuket Town (Central Floresta) Vachira Phuket Hospital が運営 電話番号 088-7650363
費用はタイ政府観光庁の画像には検査結果のみで2800バーツと書いてあります。
Bangkok Hospital Phuket のサイトでは3000バーツとあります。(検査結果をe-mailで送る場合)
診断書が必要な場合はプラス500バーツです。帰国時に必要な証明書を発行する場合は3500バーツです。( Bangkok Hospital Phuket の場合)
DMHTTAってなに?
プーケット滞在中は DMHTTA に従って行動する必要があります。
DMHTTAとは
- D – Distancing → 距離を置く
- M – Mask Wearing → マスクを着用する
- H – Handwashing → 手を洗う
- T – Temperature Check → 検温をする
- T – Testing for COVID-19 → PCR検査をする
- A – Alert Application → 追跡アプリケーションを常にオンにしておく
です。
この中でもマスクについてですが、公共の場所や2人以上の車内では常にマスクを着用する必要があります。
ツアーや交通機関、レストランはSHA Plus+が推奨されるが強制ではありません

SHA Plus + 認証されたレストランや交通機関、ツアー会社などはこちらをご覧ください。
プーケットからタイの他県への移動
プーケットからタイの他の地域への移動はプーケットで7泊した後に可能になります。
移動には書類が必要になります。
必要な書類は、プーケットで7泊完了したことを証明する書類と、各地域が発表するガイドラインや対策に沿ったその他の書類です。
プーケット 7+7 という新しいプログラムが始まりました。

2021/08/16より Phuket Sandbox 7+7 Extension というプログラムが始まりました。
今までのプーケットサンドボックスはプーケットに14泊した後にタイの他の地域へ行けるプログラムでした。
ですが、7+7ではプーケットに7泊すればクラビエリア(ピピ島、ンガイ島、ラライ)、パンガーエリア(カオラック、ヤオ島)、スラタニエリア(サムイ・プラス対象エリア、サムイ島、パンガン島、タオ島)のいずれかに7泊することができます。
プーケット以外の場所への移動
プーケットに7泊した後に7+7の対象地域へ移動するためには、
- プーケットのホテルからプーケットに7泊したことを証明する「Transfer Form」を発行してもらう
- 新型コロナウイルス検査2回の陰性証明書
が必要になります。
新型コロナウイルス検査はプーケット到着時と滞在6~7日目に受ける検査の2回分です。
プーケットから 7+7対象エリアへの移動

プーケットからクラビ、パンガー、スラタニの各エリアへは、認証されたルートと交通手段でのみ移動が可能となっています。
スラタニエリア( サムイ・プラス対象エリア、サムイ島、パンガン島、タオ島 )へは、バンコク・エアウェイズのプーケット-コ・サムイ線が利用可能です。
クラビエリア( ピピ島、ンガイ島、ラライ)とパンガーエリア(ヤオノイ島、ヤオヤイ島)へは、SHA PLUS+認証を受けたボートやフェリーが利用可能です。
カオラックへはプーケットからSHA PLUS+認定の送迎サービスが利用可能です。
プーケット7+7対象エリアからの移動
プーケット7+7エリアからタイの他の地域へ移動する場合は旅行者はプーケットに7日間滞在したことを証明するとともに、2回のCOVID-19 RT-PCR検査が必要になります。
この検査が陰性であれば、ホテルから『Release Form』を受け取り、他のタイの地域を訪れることができます。
クラビエリア、パンガーエリア、スラタニエリアで の滞在が7泊以下の場合、出国の日に直接プーケット国際空港へ向かう必要があります。
プーケットからの帰国

帰国前にPCR検査を受ける必要があります
日本への入国72時間前以内にPCR検査を受けた結果の証明書が必要になります。
これは日本への入国の際に必要になります。
また航空会社によっては搭乗時に必要になることがあります。
帰国便は?
日本帰国後
日本帰国後は日本が定める『水際対策に係る新たな措置』に従う必要があります。
これには14日間の自己隔離、アプリによる位置情報の提出、接触確認アプリのインストールなどがあります。
詳しくは 厚生労働省 水際対策に係る新たな措置について をご確認ください。
タイの他の同様なプログラム

タイではプーケット・サンドボックスと同様のプログラムが他にもあり、サムイ・プラスというプログラムが運営されています。
これは7日間のサムイ島滞在の後、PCR検査が陰性であればサムイ島・パガン島・タオ島や他のタイのエリアを自由にたびすることができるプログラムです。
また、2021年8月中にはクラビとパンガーでも同様に外国人観光客受け入れプログラムが始まるとアナウンスされています。
その後にはパタヤなどでも外国人観光客受け入れが予定されています。

プーケット・サンドボックス リンク集
最後に
いかがでしょうか。
プーケット・サンドボックスについて解説しました。
今後の運用ルールの変更などがあった場合は、このページの更新にてお知らせします。

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